十月二十五日は宗祖日蓮大聖人御報恩御会式です。受付は正午、会式法要は午後一時からです。
当山は、日蓮宗の寺院で、久遠実成本師釈迦牟尼仏・日蓮聖人・十界曼荼羅を本尊とし、三十番神・鬼子母神・十羅刹女・七面大明神・弁財天・大黒天・北辰妙見大菩薩等の諸尊を勧請している。
当山は、文和元年(1352)、中山法華経寺第三世浄行院日祐上人が巡教の途次、妙正寺池の畔に草庵を結び、随身の三十番神を勧請したのが草創であると伝えられる。其の後、法弟である日延上人が精舎を造立し一寺となし、日祐上人の弟子・日通上人が永和二年(1376)に中山法華経寺未寺として創立された。
よって當山開基は日祐上人、開山は日延・日通両上人と云われている。
當山には日祐上人御真筆の十界曼荼羅一軸が所蔵されている。
また、正保三年(1646)中輿開山といわれている日明上人が社殿を再建してより広く信仰を集めるようになった。
寺傅によると慶安二年(1649)三代将軍家光公が鷹狩りの折、三十番神前において武運長久を祈願して、葵の紋幕と寺領五石の御朱印を寄進されたことにより御朱印寺として一層有名になった。